群馬県警が監修!地域の犯罪傾向を反映した防犯モデルハウスが登場
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公開されたのは鉄骨系ユニット住宅「スマートパワーステーション」のモデルハウス。セキスイハイムグループはこれまでも独自の防犯システムを開発するなど住宅の防犯性能の強化に取り組んできたが、同モデルハウスは県警の監修を受け、県内で発生している犯罪の傾向を反映した仕様になっている。
具体的な特徴として、まず挙げられるのはセキスイハイムグループが独自開発した「施錠見守り防犯システム」の導入。これは窓の無施錠状態や窓ガラスを破ろうとする衝撃を感知すると、メールや音で居住者に知らせるというものだ。
玄関ドアには「カードキー」を採用し、オートロック機能で鍵の閉め忘れを防止。非常用のシリンダーもディンプルキー仕様でピッキングやサムターン回しに対応している。他にも衝撃に強い「防犯合わせガラス」や、防犯性能を保ったまま通風を確保できる「通風シャッター」など、建物の防犯性能を強化するさまざまな仕組みを採用している。
さらに建物周りの防犯対策として、防犯カメラや録画機能付きインターホンを設置。建物外周の資格になる部分には、足音が大きくなる「防犯砂利」を敷き詰めて不審者の侵入を防ぐ。
これらの防犯仕様に加え、大容量太陽光発電システムと定置型リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イー・ポケット)」、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)「スマートハイム・ナビ」を搭載。いざという時には自宅でエネルギーを自給自足することが可能になっている。
なお、群馬セキスイハイムと群馬県警察本部との間では「安心・安全な社会づくりに関する覚書」を締結しており、それに基づく取り組みとなる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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