小林麻耶、低迷期にさんまの一言に救われた「これからはありのままで生きる」
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番組に“八方美人で嫌われちゃった先生”として出演した小林。小林は青春時代に埼玉、兵庫、東京と幾度もの転校を繰り返すなかで新しい環境に溶け込むべく“八方美人”になったという。だが中3で東京に転校してきた初日、女子に呼び出され「女子は全員アンタのことキライだから」と言われたという。
その後大学2年の時「恋のから騒ぎ」(日本テレビ系)のスタッフにスカウトされ番組出演。「さんまさんが“ブリッコ”キャラを発掘してくれた」ことで注目された小林はテレビ局で働きたいと思うようになり、03年TBSに入社。
しかし入社早々に週刊誌から「合コン三昧」「さんまのコネ入社」など大バッシングを受けることに。「こんな自分を採用してくれた会社のために頑張ろう」と必至になるも、社内では「プロデューサーや総合演出に相談してると“媚びてる”と思われる」など社内でも誤解されるようになった小林は、結果を出そうとして番組ごとに自分のキャラクターを作り上げるようになった結果、自分を見失っていったという。
そして退職を決意。フリーとしてTBSの大型ニュース番組のキャスターのオファーを受けたが、フリーになってTBSの仕事を引き受けたことが「あざとい」「計算高くてお金に汚い」と世間に受け止められてしまったという。
こうして“低迷期”に陥った小林だが、そんななか「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演することになる。収録で「自分がキャスターだった報道番組がたった1年で終わった」と話したところ、さんまから「1年も続いてよかったな」と言われたという。
「お前は1年もゴールデンで頑張った!ええやん」と言われたことで「心のつっかえがとれた」という小林は「今まで私は周りの目を気にしすぎていた」と気づき、これからは自分の気持ちを殺さず「ありのままでいこう」と思うようになったと、さんまの言葉に救われたことを告白。
最後に「自分のことを嫌う人ばかり意識して自分のことを好きな人に目を向けられてなかった」ことが自分の一番の“しくじり”だったと語った小林。「私のことを応援してくれる人がいることが嬉しかった。私はまわりの評価ばかり気にして本当に大事にしなくちゃいけないことをないがしろにしていた」と最後は涙ながらに語った。
《笠緒》
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