「ネットでの触れ合い、実体験に及ばない」日本は高め……ブラジル、トルコは低め
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この調査はGfKが世界22の国・地域の約27,000名に行ったもの。アルゼンチン、オーストラリア、 ベルギー、ブラジル、 カナダ、中国、チェコ共和国、フランス、ドイツ、 香港、 イタリア、日本、メキシコ、オランダ、 ポーランド、ロシア、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、イギリス、アメリカ合衆国を対象に、2015年夏にネット調査を行った。
その結果、チャット、ビデオ会議、地図アプリや写真サイトを通しての景観の鑑賞など、「ネット上での触れ合い」について、「実体験と同じぐらい良いものになり得る」と考える人は、全体では23%と4人に1人であることがあきらかとなった。「そう思わない」は15%に留まった。
この考えは国や地域で大きく異なり、「そう思う」が「そう思わない」を上回ったのは、調査22カ国中10カ国。もっとも多い国は「ブラジル」「トルコ」で34%。以下「メキシコ」28%、「中国」27%、「ロシア」24%などインターネット環境が急速に進んだ国が多い。
一方、「そう思わない」と考える人が多い国のトップは、「ドイツ」で32%。以下「スウェーデン」29%、「チェコ共和国」「ベルギー」各26%、「オランダ」「イギリス」「カナダ」各23%などが並んでいる。
日本は、「そう思う」9%、「そう思わない」18%で、「ネット体験は、実体験に及ばない」と考える人のほうが多かった。ただし、未成年(20歳代以下)では逆転し、15~19歳では18%、20歳代では14%が「良いものになり得る」と回答しているとのこと。
《冨岡晶》
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