EMCジャパン、オールフラッシュストレージ新製品と超低レイテンシ共有ストレージシステムを発表 | RBB TODAY

EMCジャパン、オールフラッシュストレージ新製品と超低レイテンシ共有ストレージシステムを発表

エンタープライズ ハードウェア
2日、EMCジャパンが新製品発表会を実施。登壇したシステムエンジニアリング本部プロダクトソリューション統括部 統括部長 永長純氏(撮影:編集部)
2日、EMCジャパンが新製品発表会を実施。登壇したシステムエンジニアリング本部プロダクトソリューション統括部 統括部長 永長純氏(撮影:編集部) 全 6 枚
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 EMCジャパンは2日、オールフラッシュストレージの新製品「VMAXオールフラッシュ」の「EMC VMAX 450」「EMC VMAX 850」シリーズ、共有ストレージシステム「EMC DSSD D5」を発表した。価格は個別見積。

 「VMAXオールフラッシュ」は、4ペタバイトまで拡張が可能な、世界初のオールフラッシュストレージ。3次元NANDフラッシュテクノロジーを搭載し、従来の「VMAX」を先進データセンター向けに進化させた製品となる。Tier 1レベルの高可用性を想定しており、製品としては「VMAX 450F」「VMAX 450FX」「VMAX 850F」「VMAX 850FX」の4種をラインアップする。

 「EMC VMAX 450」は最大CPUコア128、最大キャッシュ8TB(V-Brickあたり2TB)、利用可能オープン システム最大容量2PBなど。「EMC VMAX 850」は最大CPUコア384、最大キャッシュ16TB(V-Brickあたり2TB)、利用可能オープン システム最大容量4PBなど。利用可能基本容量はともに53TBで、13TBフラッシュパックを購入して増設できる。

 一方、共有ストレージシステム「EMC DSSD D5」は、大容量フラッシュアレイを低レイテンシで利用可能にする製品だ。超高密度、ハイパフォーマンス、高可用性、超低レイテンシの共有フラッシュ ストレージを最大48クライアントに提供。平均100マイクロ秒の低レイテンシ、100 GB/sの高スループット、最大1,000万のIOPSを実現している。

 これにより、Oracle、PostgresSQLなど、既存のハイパフォーマンス アプリケーションをさらに高速化でき、これまでパフォーマンスの観点から実現できなかった複数アプリケーションのホスティングも可能となる。大規模並列処理データベース(Netezza、Greenplum、など)、Hadoopベースアプリ(Hbase、さまざまなSQL-on-Hadoop環境、Sparkを含む)、カスタムアプリ(SAS、GPFSなど)にも対応する。

《冨岡晶》

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