薄暗くても人の表情までわかる!ソニーの4Kネットワークカメラ新製品の実力
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これまで4K解像度のネットワークカメラというと、低照度環境での撮影が苦手とされてきたが、同製品では業界最高水準(同社調べ)となる最低被写体照度0.004lx以下を実現。
肉眼ではほぼ被写体が見えない低照度環境でも、30fpsのカラー動画撮影が可能だ。また早いシャッタースピードでの撮影も可能なため、薄暗い場所でも文字や数字、人の表情まで捉えることができるという。
4K画面の中から注目したい領域や動体を指定し、VGA(640×480ピクセル)サイズで最大4箇所の映像を切り出せる「インテリジェントクロッピング」機能を搭載。領域を指定するだけでなく、動体検知に連動して被写体を追尾する動的領域の設定も可能だ。
他にも天候・時間・光条件などの環境にあわせてシャッタースピードなどを最適化する「インテリジェントシーンキャプチャー」機能、専用アプリをダウンロードした Wi-Fi 対応スマートフォンなどで設置時に画角の確認ができる画角調整機能、独自のWDR機能である「View-DR(ビューディーアール)」といった機能を搭載している。
想定される使用シーンは空港や港湾、河川、交通の監視用途など。同社のネットワークカメラでは初となるEマウント対応で、使用環境や用途に応じた画角を選ぶことができる。
価格はオープンで、市場推定価格は850,000円前後。レンズは別売。8日から11日にかけて東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2016」に出展する予定だ。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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