「トイ・ストーリー」が日本で公開されて20年となるアニバーサリーイヤーにお披露目される「アーロと少年」は、弱虫で怖がりな恐竜アーロと、怖いもの知らずで勇敢な人間の少年スポットが主人公。大きさも性格も何もかもが正反対の2人だが、一緒に冒険をするうちに次第に心を通わせ親友になっていく。この関係性についてラセターは「アーロとスポットはウッディとバズの関係を思い出させる」と語る。
今では”最強バディ”とも言われる「トイ・ストーリー」のウッディとバズも、はじめは争ってばかりだった。しかし、ある日”おもちゃ殺し”と呼ばれる少年に捕まってしまった2人は、”持ち主の家に帰る”という同じ目的を持って困難を乗り越えるうちに、お互いを認め合う唯一無二の親友となったのだ。ラセターも「正反対の2人が冒険を通じて共に成長していく」と、「アーロと少年」との共通点を語っている。
またラセターは映像の中で、「僕達の映像技術や感情表現もこの20年間で驚くほど成長した」とコメント。最新作について「息をのむような美しさと笑いに、きっと心動かされる。純粋な感動がそこにある」と話し、「『トイ・ストーリー』の20周年を記念するぴったりの作品だ」と自信をみせた。
映画「アーロと少年」は3月12日に全国ロードショー。