遠隔地から音声警告も可能!画像解析技術を用いた次世代ホームセキュリティ
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通常、ホームセキュリティ用の監視カメラといえば単眼タイプのものが主流だが、同システムで使われているのは複眼タイプのステレオカメラとなる。
ステレオカメラを使っているメリットは、3Dでの画像認識が可能な点で、単眼タイプよりも正確かつ高度な画像解析ができる。例えば、雨や雪などの天候条件、光や影による光線条件に左右されることなく、誤検知の少ない運用が可能だ。
その他の特徴としては、あらかじめ設定したエリア内への侵入が確認されると前後5秒の映像を録画し、同時にスマートフォンに通知が届く。その様子はスマートフォンなどから確認できる。
他にも侵入者に対して遠隔地から何らかのアクションを行いたい場合は、スマートフォンなどを通じて、音声(自動音声&生声)による威嚇も行える。システム構成としては、3Dステレオカメラ、サーバー、ルーターとなり、スマートフォンからの確認・操作を行う場合は、専用アプリ「SSリモート」を利用する。
会場では実際に同システムを動かし、侵入検知のデモや音声による威嚇デモを実施していた。またホームセキュリティに止まらず、同社ブースではステレオカメラを使った3D画像解析技術「Dimension Analayzer」などのデモ映像が流されたり、3D及び2Dの画像解析技術を活用した体験型デモも実施。
デモ映像では、煙・炎検知、特定人物の移動軌跡表示、持ち去り・置き去り検知、特定エリア内への侵入検知、人数カウントの様子を見せ、体験デモでは、来場者の身長、性別を表示などを行っていた。
今回紹介したシステム・技術は、セキュリティ・セキュリティが開発元となり、販売に関しては、双日建材(ムサシガードアイズ)など、別会社が行っている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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