【レポート】格安スマホ「イオンスマホ」の使い勝手は?
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ビッグローブやケイ・オプティコム(mineo)の担当者らによると、格安スマホに乗り換えるきっかけは、大学生では社会人になるとき、主婦は夫が機種変更するのと同時に、というケースが多いらしい。データ通信は使うものの、通話はほとんどせず、SMSも使わないという人が案外多いと思うので、これからは徐々に増えてくると思われる。しかしながら、キャリア以外のスマホとして何が特徴的なのか?と問われると、決め手に欠けるのも確かだ。もっと積極的に「イオン」スマホを選択する魅力が欲しいところだ。
イオンスマホらしいところと言えば、アプリに「イオンお買い物」「イオンチラシアプリ」「イオンシネマ」「WAON」などが入っているところだが、もっとも使うのは「WAON」(WAONアプリ)だろう。WAONは初回は現金チャージを行わなければいけないため、イオンモールの店舗の専用端末を使ってチャージを行う。あとは、買い物でポイントをためたり、使ったりを普通に行っていけばいいわけだ。
イオンのWAONポイントは200円につき1WAONポイントがつく。これが、毎月10日の「ありが10デー」には5倍のポイントになり、5日、15日、25日といった5のつく日は「お客さまわくわくデー」としてポイントが2倍となる。イオンのクレジットカードにつくポイントは「ときめきポイント」と呼ばれるものだが、これもインターネット操作でWAONポイントに交換することが可能だ。交換はまずインターネットで手続きをする。筆者は、買い物だけではなく、給与振り込み、公共的な料金の振り込みもカードで行うことで、できるだけポイントがたまるようにしている。イオンカードのサイトに行くと、たまっているポイントが確認でき、これを登録しているWAON番号に紐づけてポイント交換を行う。
端末操作は特別これっといって使いやすいというわけでもなく、使いにくいというわけでもないのが正直なところ。要は特徴がないのだ。気になるのは画面スライドが横方向ではなく、縦方向である点、取材などで使うボイスレコーダーがどこにあるのかわからなかった点だった。あとは画面はもっと大きな方が良いと感じた。
ところで、冒頭で格安スマホに変更するきっかけについて挙げたが、「2年縛りが終了すると同時に」という話もでた。月々約9000円かかっている娘のiPhoneも解約し格安スマホに変更したいところだが、おそらく筆者のようにAndroid端末を使うのをいやがるに違ない。聞いてみると、友達は皆iPhone。編集部でインタビューをした女子高生も、同じようだ。そろそろ、月末には初の請求書が発行される。次回は実際の価格を公開したいと思う。
《RBB TODAY》
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