目前に迫る電力自由化、「人気の会社」と「申し込んだプラン」に差
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それによると、電力自由化という言葉を「聞いたことがある」人は、ほぼ100%になり、「内容を知っている」人も48.3%と、ほぼ半数まで上昇した。
「興味のある電力会社」では、「ガス」が5割弱で最多、以下「携帯電話キャリア」「石油」「プロバイダ」の順で続いている。「興味のある料金プラン」では、「電気単体で安くなるプラン」が61.0%で、2位の「契約解除料のないプラン」38.2%に大きく差を付けている。利用者は、“とにかく安くなることを、電力自由化に期待している”と言える。
一方で、事前申し込みをしたというユーザーに「申し込んだ電力会社・プラン」を聞くと、「現在契約している大手電力会社のプラン」31.4%が最多。以下、「ガス会社の提供するプラン」23.1%、「携帯電話キャリアの提供するプラン」11.6%が続いている。ガス会社や携帯電話キャリアへの人気が潜在的に高いにもかかわらず、そのまま現状の電気会社に申し込んでいる人が多い模様だ。
事前申し込みをしていない人たちは、切り替え意欲はあるものの、半年から1年は「様子見」としているため、ガス会社や携帯電話キャリアの電気に申し込むユーザーは、今後増えると思われる。価格.comでは、「実際にいくら節約できるのかわかりにくい現状もあり、よりわかりやすい、電気単体で安くなるプランへの興味が高まっていると考えられます」と指摘している。
《冨岡晶》
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