オダギリジョー、スタッフの顔色をうかがっておねだり

俳優のオダギリジョーが18日（金）、東京・表参道に期間限定でオープンするコンセプトカフェ「ながラッテCAFE」のオープン記者発表会に出席した。

3月22日（火）より販売される乳飲料「BOTTLATTE（ボトラッテ）」の発売を記念してオープンする「ながラッテCAFE」は、7人のデスクワーカーそれぞれがプロデュースした冷蔵庫内蔵型作業デスク「ながラッテデスク」で、ボトラッテを飲みながらデスクワークを楽しめる空間。漫画家監修デスクではプロ漫画家の原稿にベタ塗りや集中線が入れられ、空間デザイナー監修デスクでは建築模型に人や植物をレイアウトできるなど、さまざまなフィールドのデスクワークを体験できるようになっている。

CMで、仕事や勉強に集中できず困っている人の元にBOTTLATTEを念力でワープさせるという超能力者を演じたオダギリさんは、「品がある中に少しユーモアもあるいい感じのCMになったと思います」と自信の表情。「ボトラッテ！」と叫ぶシーンではポーズをつけることを自ら提案し、前日に振付師を手配してもらったことも打ち明ける。さらに、衣装にもこだわるオダギリさんは、CMに似合うブローチを付けたいとスタイリストにいくつか探してもらったそうで、その中から気に入った牛型のピアスをブローチに改造して使用したことも紹介。会見には、そんな劇中衣装で登場した。

この日は「ながラッテデスク」も用意され、オダギリさんは「欲しいですね…」とのっけから興味津々。着古したTシャツなどをミシンを使ってリメイクする洋服作りにはまっているというオダギリさんは、「夕方、お酒を飲みながらやり始めると、気づいたら（深夜）12時を超えていたりするので、ながラッテにピッタリですね」と、ミシンを置いて使いたい旨をアピール。さらに、「ただ、くれないですよね？　くれることもないでしょう…」とスタッフの顔色を伺い、笑いを誘った。

その後、映画やドラマ撮影現場でのリラックス方法などを紹介するものの、独特のオーラをまとうオダギリさんに緊張している様子のMCが上手く話を繋げられず、唐突に「早いですね、三月ももう後半になりました」と切り出すと、オダギリさんは「こんなダラけたトークでいいんですか？（笑）」と苦笑い。最後、デスクワーカーに応援メッセージを送ったオダギリさんは、MCからの「何か思い残すことは？」という問いに、「まったくないです（笑）」と断言し、颯爽と会場を後にした。

「ながラッテCAFE」は3月19日（土）から 4月17日（日）まで期間限定オープン。「BOTTLATTE」新TV-CM「オフィス篇」「自宅篇」は3月22日（火）よりオンエア。