ついに! LINE「グループ通話」が日本でも利用可能に
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「グループ通話」は、文字どおり、グループ内の複数人で、いっせいに音声通話を行える機能だ。
LINEの「グループ通話」については、昨年前半より「利用できるユーザーがいる」「裏技で使える」といった噂が流れていたが、実在は確認されていなかった。また、LINE社が、独自のグループ通話アプリ「Popcorn Buzz」の無料提供を、2015年6月より開始したこともあり、「LINEはグループ通話に対応しない」という観測が広がっていた。
しかし、今年3月に入り、PC版LINEがアップデートされた際に、「同時に最大200人と通話できるグループ通話機能を追加しました。(リリース日は国によって異なります)」という文言が掲載され、グループ通話への対応が確定路線となった。海外で先行して対応が開始され、今週に入り、いよいよ日本国内でも対応がスタートした模様だ。アプリが最新版になっていれば、グループのタイムライン画面上部に、受話器のアイコンが新たに表示されているはずだ(環境や条件によっては未対応で表示されない場合もある)。
LINEでグループ通話を利用するには、当然だが、まずはグループを形成する必要がある。グループは、「友だち追加」の「共有グループ作成」で作成できる。そのうえで、グループのタイムライン画面上部を見ると、受話器のアイコンがあるので、これをタップ。すると「グループ通話を開始します」という確認メッセージが出るので「開始」をタップすればスタートする。
「グループ通話」が開始すると、画面が切り替わり、参加中のメンバーのプロフィール画面がタイル表示される。参加していない人はグレイで暗く表示されているが、参加すると、通常の表示に切り替わる。あとはそのまま、いつものように通話が可能。画面下には、そのときしゃべっているユーザー名が表示される。その下の受話器ボタンを押せば、通話が終了。終了後は、グループのトーク画面に戻る。
「最大200人まで同時に音声通話ができる」というのは、「Popcorn Buzz」の上限と同じため、技術の一部が流用されていると思われる。一方、なかなか200人いっせいに音声通話を行うという状況は発生しないだろう。グループ通話は、開始時にグループ全員に呼びかける形になるので、人数などに応じて、使い分けを考える必要がありそうだ。
現在LINE社からの公式発表はまだのため、今後、使い方の詳細などが公開されると思われる。待ち望んでいたユーザーは、詳報を待ってほしい。
《冨岡晶》
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