LINEの決済サービスが超拡大!プリペイド式「LINE Pay Card」も発表
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グローバルで2億人以上のユーザーがいるLINEでは、ユーザー向けの決済サービスとしてLINE Payがある。LINE Payは銀行やコンビニでチャージできる電子ウォレットのひとつだが、提携ショップでの決済に加えLINEユーザー同士の送金、銀行口座への振り込みが可能であるという特徴がある。舛田氏いわく「LINE Payでキャッシュレス、ウォレットレスを実現し、お金の流通に関する摩擦をなくすことを目指している」という。
新しい取り組みのひとつは、チャージができる提携銀行の拡大だ。すでにみずほ銀行と三井住友銀行はLINE Payのチャージに対応しているが、今回新たに三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行がパートナーとして加わった。さらに舛田氏は「都市銀行だけでなく地方銀行ともパートナーシップを広げていく」とし、横浜銀行、滋賀銀行、伊予銀行、百五銀行、十六銀行とも話を進めていることを公表した。
同社の決済戦略はオンラインだけではない。続けて舛田氏は、4月からAirレジでもLINE Payによる決済が可能になることを発表した。これはLINE Payのバーコード表示をAirレジに読ませることで決済を実行させる形になるそうだ。
オフライン領域でのもうひとつの発表はJCBとの提携によって実現する「LINE Pay Card」だ。LINEの人気キャラクターを含む4種類のカードが用意され、国内外のJCB加盟店での利用が可能だ。LINE Pay Cardはクレジットカードではなく、プリペイドカードなので、登録手数料、年会費、与信審査、年齢制限なども不要だという。サービス開始は3月24日と、この発表の当日からだそうだ。LINE Pay Cardのチャージは全国のローソンでも可能になったことも合わせて発表された。
新しいポイントサービスの発表もあった。「LINE POINTS」は、LINEの各種サービスの利用ごとに獲得でき1ポイントは1円で計算される。利用は1000ポイント単位となるが、アマゾンギフト、nanaco、Ponta、WAONポイントなどともポイント交換ができる。また、LINEのフリーコインとポイントを交換することも可能であり、先に発表したLINE Pay Cardでの買い物につき2%のLINE POINT」がつくという。
舛田氏は、利用範囲、ポイント還元率、年会費無料、現金交換可能など、一般的なクレジットカードや類似のポイントカードと比較しても特徴的な機能を持つと、LINE Pay Cardの優位性を強調した。
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