「iPhone SE」の価格決定は“チキンレース”? キャリア各社の発表続く
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これは、「実質0円」などの過当競争を廃止しようという、総務省からの指導があったためだ。iPhoneは、新型機種が発表されるたび、他社からの乗換を促進するため、大幅な割引を行い「実質負担額」で競争するというパターンが過去に繰り返されている。今回3社は、総務省の指導を背景に、どういう価格付けにするか、いわば“チキンレース”を行っている状況だった。
いち早く動いたのはKDDIで、24日夜に、新規契約・乗換において、16GBモデルは月額450円・実質負担額総額10,800円、64GBモデルは月額675円・実質負担額総額16,200円という価格を発表した。とくに、3Gケータイ・3Gスマートフォンからの機種変更においては、16ヵ月以上利用のユーザーは毎月割を計10,080円増額。これにより、16GBモデルが月額30円・実質負担額総額720円、64GBモデルが月額255円・実質負担額総額6,120円になるという。
翌25日午前には、ソフトバンクが価格を発表。KDDIと横並びで、16GBモデルは月額450円・実質負担額総額10,800円、64GBモデルは月額675円・実質負担額総額16,200円。16ヵ月以上のケータイ(ガラケー)ユーザーには、計10,368円(432円×24回)を増額割引するとしている。
ただどちらも、実質負担額となるには24ヵ月間以上の契約が必要で、結局「2年縛り」に文字どおり“呪縛”されている状態に変化はないともいえる。またSIMロックはかかっている状態のため、SIMフリー機種を希望するユーザーは、Appleからの直接購入が選択肢となる。もちろん、その場合、割引の恩恵は受けられない。
発売は3月31日(木曜)。予約受け付けは、ドコモ販売店の店頭およびドコモホームページ、全国のauショップ (iPhone取扱店)、auオンラインショップ、SoftBankのiPhone取扱店およびソフトバンクオンラインショップで受け付け中。
《冨岡晶》
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