2大ヒーローが映画史上初めて競演するだけでなく、2人の対決を描く『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が25日に公開された。監督のザック・スナイダーは「正義の味方だったはずの2人が戦う理由はしっかりと存在している」と語る。映画では、人々のために力をふるってきたスーパーマンが逆に人類の脅威となり、スーパーマンに対抗できる唯一の人間としてバットマンが立ち上がる。
今日公開されたのはブルースが何かを見上げる写真。実は彼の視線の先には、スーパーマンの戦いによって破壊されるブルースの会社のビルがある。スーパーマンは、ある脅威から人々を守るために戦っていたのだが、巻き添えで街に被害を出してしまい、ウェインの部下たちも命を失った。
この出来事からブルースはスーパーマンを脅威として認識し始める。そして次第に広がっていくスーパーマンへの不信感が、対決に繋がる。スナイダー監督は「ブルースは、自分が守るべき人々の命が失われたのはスーパーマンのせいだと、敵意を募らせていた」と、物語の核心を明らかにした。
さらにスナイダー監督は「私たちは、スーパーマンを別の視点、つまりバットマンの視点から検証すれば、ストーリーの始め方として興味深いと思った」と、彼らの戦いの“原点”を語る。ともに正義であったはずの彼らの戦いは、どんな結末を迎えるのか?