オランジーナの新フレーバー、本場フランスでは「悪役キャラ」だった!
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「#ブラッドオランジーナ飲んでみた」というファンによる投稿型サイトには、新フレーバーを味わったファンのコメントが相次ぎ、「少し辛口な大人の味でおいしい」「ビールで割って呑みたい味」「このシリーズの中で一番好き!」と、評判は上々。
今回の新フレーバーは、「シチリアの肥沃な火山灰土壌で生育し、朝、一つずつ丁寧に手摘みされたブラッドオレンジの果汁のみを使用」し、「独自のブレンド技術でオレンジやレモン、グレープフルーツを加え、ほんのりスパイスの香りを効かせることで、濃厚で深みのある香りと味わいを実現」とのことで、甘いだけではない大人向きのフレーバーに仕上がっている。
この「ブラッドオランジーナ」、フランスでは20年前から「Orangina Sanguine Rouge(赤いブラッドオランジーナ)」として愛飲されている。
フランスの専門誌「LSA」によれば、フランス版「ブラッドオランジーナ」は、ブラッドオレンジをベースに、カフェインやタンニンが豊富に含まれ、知的能力を刺激すると言われる植物「ガラナ」を配合した「大人の味」で人気を博し、「オランジーナ」のアイデンティティを変質することなく、新たな消費者層の拡大に貢献したキー・プロダクト。
その刺激的なイメージ戦略は、当時のCM動画から知ることができる。「ブラッド=血のような」フレーバー名にかけあわせ、血に飢えた悪魔のような「Orangina Sanguine Rouge」が、ドライブ中の家族を電動ノコギリで襲うホラー仕立てのストーリーになっている。
それから20年経った日本でも、洗練されたパッケージと上質な味わいで新たなファンを獲得しそうだ。
《Glycine》
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