近未来的で美しすぎ! 自動運転車レース「Roborace」のデザイン公開
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デザイナーは、「トロン: レガシー」や「オブリビオン」など、ハリウッド映画の近未来的な乗り物のデザインを手がけ、アウディやベントレー、ブガッティなど、実存する車のプロジェクトにも関わったダニエル・サイモン氏。
「Roborace」のチーフデザインオフィサーに就任した同氏はフォーミュラEの公式サイトにて、「目標は、美しさを損なうことなく、ドライバーを持たないという型破りな状況をフルに活用する車両を創造することだった。『美しさ』の優先順位は極めて高く、見事なスタイリングと最高のパフォーマンスを調和させるように努めている」とコメント。史上初の無人のレーシングカーの創造に、その才能を最大に発揮する意欲に燃えているようだ。
技術的な詳細はまだ明らかにされていないが、「Roborace」のAI車は時速300キロを出すパフォーマンスが見込まれている。横G(旋回時に車両に発生する横方向の加速度)など、人体が耐えられない条件もクリアできるため、素晴らしい見ものになることは間違いない。
「今日はモータースポーツ、そして一般の自動車産業にとっても歴史的な日。この最初のイメージは、車および私たちの未来のビジョンを示すものだ」(フォーミュラEの公式サイト)と、Formula EのアガグCEOも期待する。最初の「Roborace」のショーは、2016-2017フォーミュラEのシーズン中に行われる予定だ。
《Glycine》
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