見通し10kmのブリッジ接続を実現する4.9GHz帯屋外用無線ブリッジ
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
無線ブリッジは、有線による配線が難しい環境において、ネットワークカメラなどの設置を可能にしたり、無線ネットワークを構築することができる機器。例えば、河川&道路を挟んだ環境や、工場施設などでの複数の建屋間を無線により、ネットワーク化することができる。
今回、登場した「APC5M-H」は、屋外運用を想定した製品で、IP65の防水・防塵性能、-40~+65度までの動作温度など、タフな環境に耐えうる仕様になっている。
また、電波干渉が少ない4.9GHz帯周波数を利用しており、2015年10月に販売を開始した「APC5M」のハイパワーモデルという位置づけで、高利得なパネルアンテナを使用することで、見通し10kmでも無線ブリッジの構築が可能だ。
環境にあわせてオムニアンテナ、セクタアンテナ、パネルアンテナの3タイプから選ぶことができ、無指向性アンテナ(オムニアンテナ)などを中継機に利用して複数ローパワー機を設置するといった柔軟なネットワーク構築も行える。
標準価格は「APC5M-H」本体が240,000円、オプションのオムニアンテナが27,000円、セクタアンテナが160,000円、パネルアンテナが70,000円(いずれも税別)。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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