被災状況を遠隔地から把握、戸建住宅向け被災度判定計 | RBB TODAY

被災状況を遠隔地から把握、戸建住宅向け被災度判定計

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「GAINET」のシステム概要図。住宅の基礎部に設置したセンサーで被災度を判定し、居住者に注意喚起を行う。測定データは4G LTE回線を通じて瞬時にクラウドサーバに集約され、スマホやPCで外出先から自宅の被災度を確認することが可能(画像はプレスリリースより)
「GAINET」のシステム概要図。住宅の基礎部に設置したセンサーで被災度を判定し、居住者に注意喚起を行う。測定データは4G LTE回線を通じて瞬時にクラウドサーバに集約され、スマホやPCで外出先から自宅の被災度を確認することが可能(画像はプレスリリースより) 全 1 枚
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 ミサワホームは20日、これまで新築の木質系戸建住宅向けに展開してきた被災度判定計「GAINET」について、今月から新築の鉄骨系戸建住宅とミサワホームの既存戸建住宅も対象に追加することを発表した。

 さらに、これまでは自宅内に設置したモニターのみで閲覧可能だった自宅被災度について、スマートフォンや外部のPCなどで閲覧できる機能を追加。外出先や遠隔地から自宅の被災度を確認することが可能になる。

 「GAINET」はミサワホームグループとKDDIが共同開発し、国内で初めて戸建住宅専用に量産化された被災度判定計。住宅の基礎部に設置した地震・加速度センサーで地震の初期微動を検知し、震度・被災度をリアルタイムで判定・表示して住宅オーナーに注意を喚起する。

 測定データは4G LTE回線を通じて瞬時にクラウドサーバに集約され、ミサワホームが各建物の被災度を短期間で把握可能。建物の緊急度に応じた迅速なサポートを行うことができる。

《防犯システム取材班/小菅篤》

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