ウェザーニュースが開設している「こと座流星群」特設サイトの地図を見ると、日本の広い範囲で、「バッチリ見える」表示になっている。天候がよければ、かなりチャンスがありそうだ。
一方で、本日は満月。しかも今年の満月の中で、最も小さく見える満月だという。最大時の満月(33分30秒角)と比較すると、1割ほど小さいサイズ(29分24秒角)になるとのこと。これは月が楕円軌道を描いており、地球からもっとも遠い位置を通るタイミングだからだ。満月になるのは、昼タイミングの4月22日14時24分だが、夜にもそのままの姿が拝めそうだ。なお今年最大の満月は、11月14日22時52分だ。
「流星と満月の共演」というと、少しロマンチックだが、満月の場合、月の明るさにより、流星が見にくくなってしまうため、実際には相性がよいわけではない。ただ、こうした貴重な瞬間が揃うタイミングも少ないので、晴れた地域の人は、空をみて、願い事をするのもよいだろう。