五輪エンブレム、ネットの反応……おそ松さんとデーブ・スペクターの不安
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まず、正式発表会前にテレビや全国紙サイトで採用案が報じられ、その通りの結果になったことについて、ネットでは疑惑の声が上がった。このことは発表後の質疑応答でも指摘されたが、東京2020組織委員会の武藤敏郎事務総長は、「(リークは)断じてない。なぜわかったのかわからない」と回答。さらに、ネット上で「A案ありきの審査」と指摘されたことについて、東京2020エンブレム委員会の宮田亮平委員長は「たいへん腹立たしい」と、語気を強めて選考の公正を主張した。
発表後に最初に盛り上がった話題は、GLAYのTERUのツイートから。15年前の4月25日はGLAYのシングル『GLOBAL COMMUNICATION』が発売された日で、「しかもそのジャケットの背景の模様が今回の東京五輪のエンブレムの模様に似てたのでその偶然がとても嬉しかった」と。市松模様がひろく親しまれていることがわかるエピソードだ。アニメ「おそ松さん」のファンも、キャラクターのひとり「一松」を「市松」にかけて盛り上がったようだ。
採用案の単色使いが地味な印象を与えることから、「葬式にしか見えない」のコメントとともに、エンブレムを花輪に見立てたコラも拡散した。そのいっぽうで「彩度の高い(…)状態を『綺麗』と評価する人が多いんだなあと思われる」とのコメントも。
芸人のキングコング西野がブログで『負けエンブレム展』を開催したのも話題となっている。公募落選作を西野が独自に募集、表彰したもので、400点以上の応募があったという。「落選したエンブレムの中に、もっと良いのがあったのではないか」と、アンデパンダン的な動機で立ち上げたそうだが、4作品とも「無難で面白くはない」が「残る理由がすごく分かる」結果になったという。
最後にデーブ・スペクターのつぶやきを。「東京五輪エンブレムの感想→市松の不安」。
《高木啓》
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