スマホと連携して紛失物対策ができる「Chipolo」って何だ!?
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
そんな時、紛失物がスマホなら近くに家族や友達などがいれば、「ちょっと電話を鳴らしてもらっていい?」なんて頼めるが、音が鳴らないものを無くした場合には、そうもいかない。
例えば、カギやポケットWi-Fi、財布などの場合、重要度が高いアイテムながら、音を鳴らすことができないので、探す場合には苦労する。もし、音を鳴らすことができれば捜索時間を大幅に短縮することができるのに。
そうしたニーズに応えて開発されたのが、ブルーグリーングループが提供するBluetoothロケ-ター「Chipolo」(チポロ)。もともと、クラウドファンディングをもとにスロベニアで生まれた製品で、同社が日本総代理店をつとめているという。
コイン程度のサイズ(直径35mm・厚さ5mm)のChipoloは、BLEタグを使ったロケ-ター端末。“なくしものをなくす”をコンセプトに、カギに取り付けたり、財布に入れておくことで、スマホアプリ経由でChipoloのブザーを鳴らし、音を頼りに紛失物を探し出すことができる。
さらに音だけではなく、スマホとChipoloの距離をBluetoothを使って測定できるため、捜し物とスマホのおおよその距離も把握可能だ。逆にスマホを紛失した場合には、Chipoloを振ることで例えマナーモード中でもスマホの音を鳴らすことができるので、Chipoloを使ってスマホを探すといった使い方もできる。ほかにもChipoloをスマホのカメラのリモコンシャッターとしても使うことできるので、自撮りをよくする人なら重宝するだろう。
さらにChipol自体に温度センサーが搭載されおり、アプリから温度のモニタリングができるので、離れて暮らす家族が熱中症にならないかを見守るグッズとしても応用できる。価格は同社のECサイトで3790円(税込)。そのほか、実店舗ではFrancfrancでも販売されているという。
同社の日本市場開発担当の青柳正氏によれば、カラーバリエーションは全9色と豊富なこともあり、家族や友人などへの気の利いたプレゼントとしてニーズが高まっているそうだ。
なお同製品は、13日まで東京ビッグサイトで開催されている「Japan IT Week 春 2016」内の「第6回 スマートフォン&モバイルEXPO 春」のブルーグリーングループのブースにてデモ展示が行われている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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