「FLOATTI」の大きな特徴は、スマートフォンと連携ができることだ。ハンドル部にタッチ感応センサーが搭載されており。タップやスワイプによって、スマートフォンを操作することができる。
連携したスマートフォンの電話応対や、音楽の再生、カメラのシャッターなどに対応している。スーツケースを持ちながら、カバンの中のスマートフォンを探すのは煩わしいものだが、そうした手間も軽減されそうだ。
アプリとの連動によって、「FLOATTI」の現在位置を把握することも可能だ。手荷物受取所に荷物が到着すれば、通知を受け取ることもできる。GPSは本体に搭載されているわけではなく、タグに搭載されているので、このタグを貴重品に付けるというやり方もアリだ。
飛行機に乗るとき、手荷物の重さ制限が気にかかる方も多いと思うが、「FLOATTI」はケースを持ち上げることで、重量を計測することもできる。搭乗前に、手荷物との調整ができるのは非常にありがたい。
スマートスーツという新ジャンルを開拓したと言える、「FLOATTI」だが、性能面も抜群だ。まず、キャスターにはサスペンションが搭載されている。点字ブロックや、階段を降りる際、サスペンションが働くことで、荷物に加わる衝撃を緩和できる。
また「FLOATTI」は、手荷物をとめるサスペンダーフックが搭載されている。手荷物をしっかりと固定し、盗難被害などを防いでくれる。何よりも、片手が完全にフリーになるのは大きい。
空港セキュリティにおいて、スマートフォンやパソコンなどのガジェット類は極力外に出さねばならないが、「FLOATTI」内部のガジェット収納スペースは取り外しが可能。さらに、12,000mAh/24,000mAhものバッテリーが搭載されているので、スマートフォンやPCなどを充電することができる。
サイズ展開は「FLOATTI CHECK IN」「FLOATTI CARRY ON」の2種類、カラー展開は「The BLAK」「The CREAM」「The RED」「The ALL BLACK」「The BLACKED RED」「The SAPPHIRE」の6種類が用意されている。
価格は「FLOATTI CHECK IN」が320ドルからで、「FLOATTI CHECK IN」は「FLOATTI CHECK IN」とセットで、580ドルからとなっている。出荷開始時期は今年の12月に設定されているので、気になる方は出資を検討してみてはいかがだろうか。