「爆・笑太郎」は、頭のボタンを押すたびに、「おやじギャグ」「アメリカンジョーク」「なぞかけ」など多彩なギャグを聞かせてくれる電波時計内蔵ロボット。
なぜ時計にギャグ要素を加えようと思ったのか……謎すぎるアイテム!!しかし、そこにはやはり理由があるのだ。それは、「笑っている人は健康！」という研究結果があるから。
東京大学大学院の近藤尚己准教授の研究グループの調査では、普段ほとんど笑っていないお年寄りが「自身の健康状態が良くない」と感じる割合は、毎日よく笑うお年寄りに比べて1.5倍以上高いことがわかったという。これまでの研究で健康状態の自己評価が低い人は、寝たきりになる割合や死亡率が高い傾向があり、近藤准教授は、研究結果は「よく笑う人ほど健康である」という可能性を示していると述べている。
「笑いと健康」などの研究結果も踏まえ、子どもからファミリー、シニア世代まで、幅広い世代に向けて、タカラトミーはおもちゃを通して笑顔を提供していきたいというわけ。
「爆・笑太郎」は玩具としては稀な電波時計を内蔵し、正確な「年月日・時間」の認識を活かした、その時々の季節や特別な日に合わせた『旬なギャグ』を連発。また日本全国の「爆・笑太郎」が同じ日に同じギャグを言うのだそうだ。ここで電波時計が活かされてるのか！
■「爆・笑太郎」の機能紹介
1〈頭ボタンギャグ〉: 頭のボタンを押すたび新しいギャグを言う。
2〈毎正時ギャグ〉: 毎正時に時間を伝え、ギャグを言う。
3〈目覚ましギャグ〉: 目覚まし機能を搭載しており、1日のはじまりを「ギャグ」でお知らせ。
4〈旬なギャグ〉: 「年月日・時間」の認識を活かした、その時々に合わせた『旬なギャグ』を披露します。電波時計を内蔵しているため、日本全国の「爆・笑太郎」が同じ日に同じギャグを言う。
5〈ギャグメドレー〉:ギャグボタンを2回早く押すとギャグを20連発。
6〈ひとりギャグ〉: 放っておくとひとりごとでギャグを呟く。
7〈暴走ギャグ〉:ごくまれに暴走をして奇妙なことを言う。
ギャグ20連発とかすごすぎ!!そして1日の始まりをギャグで知らせ、放っておいてもギャグをつぶやき、時間を伝えるたびにギャグを言う……。まさにギャグマシーン。これは人間では到底無理だ。
収録したギャグは、開発メンバーだけでなく、笑いに厳しい大阪出身の社員からも集めた選りすぐりのもの。
■搭載ギャグ例
☆メザシは、故郷を目指した
☆煮卵に、似た孫
☆ロボットが苦手な調味料は……コショウ
☆和尚(おしょう)が二人でお正月
☆お金はおっかねえー
☆敬老の日は家にけえろう！
落語家のような着物姿も納得の、なんとも幅広い世代にウケそうなギャグ。「爆・笑太郎」、笑点メンバーになれるかもしれない。
ギャグは全部で1300個以上内蔵されており、これは、2016年8月6日の商品発売日から1日1個のギャグを聞いたとして、2020年1月1日までギャグを聞き続けることができる計算になるのだとか！
また、眠気を我慢できずウトウトしたり、突然荒ぶる「暴走モード」に入ったり、ギャグを連発し出したり、より「ロボットらしく」、動き方や、ギャグの言い方にも様々なパターンをもたせ、ずっと見ていても飽きない仕様となっている。
爆笑……するかは別として、ふと聞こえてくるギャグで家庭が和やかになりそうだ。
