災害支援を想定したロボットコンテストが開催 | RBB TODAY

災害支援を想定したロボットコンテストが開催

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使用するロボットの原価は100万円以内、ロボットの操縦は手動/自動どちらでも可能だが、有線での操縦は不可といった規定が設定されている(画像はプレスリリースより)
使用するロボットの原価は100万円以内、ロボットの操縦は手動/自動どちらでも可能だが、有線での操縦は不可といった規定が設定されている(画像はプレスリリースより) 全 1 枚
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 災害支援や障害者、高齢者を支援するロボットコンテストを行うJapan Innovation Challenge 2016実行委員会は山岳救助などを想定した「Japan Innovation Challenge 2016」を10月に開催することを発表した。

 山での遭難事故によるロボット救助活動を想定して、「1.ロボットによる遭難者の発見」「2.ロボットによるレスキューキットを持っての駆付」「3.ロボットによる遭難者の救助」の3つの課題設定に対して、達成者には賞金が用意される。

 コンテストは北海道内の山林で開催され、場所の詳細などは6月末に公開される。

 それぞれの課題は、難易度が異なっており、課題1の「発見」は、遭難者に見立てたマネキンを発見して、位置情報(緯度経度)と写真を取得するもので、賞金は50万円。

 課題2の「駆付」は、無線機や毛布等を想定した重さ10kgのレスキューキットをマネキンの周囲3m以内に運ぶもの。賞金は500万円。

 課題3の「救助」は、マネキンを収容してスタート地点から10m以内まで搬送するもので、賞金は2,000万円となっている。

 参加費は無料で、参加者要件は日本の企業や学生など。個人での参加も可能となっている。

 期日は10月17日~10月28日。コンテンスト自体は、最終課題達成者が出た場合や、天候により早期に打ち切りされる場合がある。

主催はJapan Innovation Challenge 2016実行委員会、地域活性化支援やふるさと納税総合サイトなどを運営するトラストバンクが協賛する。

《防犯システム取材班/小池明》

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