Facebook、PCゲーム開発のBlizzardと提携……独自ストリーミング機能の導入へ
IT・デジタル
その他
注目記事

今回の提携により、まず今月中にもFacebookアカウントを使用したログイン機能にBlizzardのPCゲームが対応。『Hearthstone』や『StarCraft II』そして『Overwatch』などのゲームにFacebookアカウントを使用してログインできるようになります。
このログイン機能を布石とし、Blizzardは新たなソーシャル機能を取り入れていくとしています。その一つとして、同社ゲーム用の独自ストリーミング機能「Go Live」の導入を予定。Facebookのライブ配信APIの組み入れを進めているとのこと。「Go Live」の実装により、プレイヤーはBlizzardのゲームをFacebookのタイムラインに直接ライブストリーミングすることが可能となり、友人に登録してもらうことで、ストリーミングの公開を通知できるようになります。
今回の提携にあたり、Blizzardの企業運営担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるジオ・ハント氏、そしてFacebookのグローバル・ゲーム・パートナーシップ担当取締役のリオ・オリーブ氏は、以下の様に語っています。
■ジオ・ハント氏のコメント
ブリザード・エンターテイメントのゲームは、友達とプレイしているときがいちばん楽しいので、プレイヤーの皆様がお互いに、ゲーム体験を簡単に楽しく共有できるような機能やサービスを提供することが重要です。当社の他のゲームと同様に、オーバーウォッチの今回の統合では、Facebookと緊密に連携しており、これから開発の進行に合わせて、計画のさらに詳細を共有する予定です。
■リオ・オリーブ氏のコメント
ブリザード・エンターテイメントには、プレイヤーの熱心なコミュニティがあり、革新的で質の高いゲーミング体験を送り出してきた驚異的な実績があります。オーバーウォッチでの提携で、AAAゲーム会社とのパートナー関係構築に対するFacebookの貢献を示すことができ、さらに、ブリザード・エンターテイメントのゲーマーの皆様が、一緒にプレイする世界中の友達と、いちばん熱くなれるコンテンツでつながり、共有できるようになりました。
今回の発表に先立ち、Blizzardは『Heroes of the Storm』の大学トーナメントや、『Overwatch』の発売イベントのライブストリーミングをFacebook上で行っていました。この提携により、Blizzardのゲームコミュニティは更なる盛り上がりを見せるのではないでしょうか。
BlizzardとFacebookが提携―独自ストリーミング機能の導入へ
《末永 拓也》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
FacebookのザッカーバーグCEO、一時SNSアカウントを乗っ取られ赤っ恥
IT・デジタル -
“SNSに広告”は当たり前、「印象悪くならない」「広告もシェア」
IT・デジタル -
若者の○○離れ、今度は「Facebook離れ」? 1年で利用率半減
IT・デジタル -
ありそうでなかった? Googleが少人数グループでの情報共有アプリ「Spaces」公開
IT・デジタル -
【今週のエンジニア女子 Vol.30】世界中で使ってもらえる誇り…野崎友香さん
IT・デジタル -
仕事でもLINE必須? 「同僚と交換するアカウント」LINEが圧倒的多数のワケ
IT・デジタル -
Facebook、Instagramでも「ダイナミック広告」を展開へ
IT・デジタル -
2016年1Q決算で読み解くFacebook、カギは「動画」と「モバイル」
IT・デジタル -
Facebookが今後10年で目指すAI&VR戦略とは
IT・デジタル -
Facebook新機能!「コンテンツシェア」「他サイト保存」「360度動画」などが開発者イベントで発表
IT・デジタル -
「企業のソーシャル活用」について経産省が調査、先進42事例を紹介
ビジネス