「LYFE」は空中に浮くだけではなく、自転する。「LYFE」のカラクリは電磁気だ。鉢には磁石が埋め込まれており、ベース側が電磁気を発するため、こうしたユニークな動きが可能となる。鉢が自転するというのは、クールなだけでなく、植物の生育にも優しい。通常、鉢が固定された状態では植物の片側にしか光が当たらないかもしれないが、「LYFE」のように回転することで、植物全体に光が当たる。
冒頭にエアプランツについて触れてしまったので、「LYFE」はエアプランツ限定なのかと言えば、そうではない。このアイテムの凄い点は、排水装置も備えているところ。一般的な植物には定期的な水やりが必要だが、そうした場合、普通の鉢であれば底面から水が滴ってしまう。しかし、「LYFE」は適度に水を吸収する仕組みが導入されており、植物にとって余分な水分は貯水槽へと排水される。
「LYFE」は今年9月の出荷に向けて出資を募集中。本稿執筆時点において、199ドルからの出資で入手可能で、すでに目標を達成していることから、商品化は確定している。気になるユーザーはチェックしてみてはいかがだろうか。
