Apple、開発者に向けApp Storeの刷新を案内!検索広告の導入などが特徴
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App Storeの刷新について、開発者ブログ上で案内しているのは以下の2点だ。
■検索広告の導入
多くのアプリ開発者にとって、待望のサービスといえるのが「検索広告」の導入だ。
Appleによると、アプリをダウンロードするユーザーのうち、65%は検索によってアプリを探すという。だが、現在、App Storeには100万本を超えるアプリが登録されており、新規アプリが普通の戦いをしていては、埋もれてしまう可能性が非常に高い。しかし、「検索広告」の導入により、開発者は金銭的な負担さえすれば、今までよりも手軽に、注目度を上げることができるようになる。
具体的には、ユーザーの検索内容に合致している広告が、検索結果の最上部に表示される。広告のビジネスモデルはクリック課金で、入札制。最低予算はなく、クリックされなければ広告の出稿者に金銭的負担は発生しないが、この場合、広告内容はユーザーにとって利益がない情報とみなされ、広告スポットに表示されなくなる。
App Storeの検索結果に表示されているアプリが、通常の並び順によるものか、はたまた広告によるものなのかは目で見て判別できるので、ユーザー側のデメリットも少ない。まずはベータ版が提供され、次期基本ソフト上で正式に導入される予定となっている。
■開発者の収益向上
Appleは、開発者がより多くの収益分配を受けられるよう、収益の按分変更を案内している。アプリの収益分配についてはこれまで、Apple側が30%、開発者側が70%という収益按分となっていたが、今後は発売から2年目以降という条件付きで、Apple側が15%、開発者側が85%に変更される。開発者側の取り分が15%も向上したかたちだ。この変更は、ゲームを含む全てのアプリが対象で、6月13日から適用となる。
《KT》
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