家屋倒壊から居住者の安全を確保する屋内用簡易耐震シェルター | RBB TODAY

家屋倒壊から居住者の安全を確保する屋内用簡易耐震シェルター

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就寝中の被災からも身を守ってくれる安心防災ベッド枠。熊本地震では木造住宅の倒壊被害が目立ったが、耐震基準が改定される前に建てられた古い建築物では根本的な対処方法は難しい。木造住宅用の簡易耐震シェルターがあれば、家屋倒壊時でも最低限の空間を確保することが期待できる(画像はプレスリリース)
就寝中の被災からも身を守ってくれる安心防災ベッド枠。熊本地震では木造住宅の倒壊被害が目立ったが、耐震基準が改定される前に建てられた古い建築物では根本的な対処方法は難しい。木造住宅用の簡易耐震シェルターがあれば、家屋倒壊時でも最低限の空間を確保することが期待できる(画像はプレスリリース) 全 3 枚
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 フジワラ産業は20日、木造住宅用簡易耐震シェルターの販売強化を行うことを発表した。

 ベッドを鋼鉄製のフレームで囲った「安心防災ベッド枠」と、「簡易室内組立型シェルター」、地震に強い食事テーブル「タスカルテーブル」などがラインナップされており、地震による建物倒壊から命を守るための、最低限の空間を確保できるという。

 安心防災ベッド枠はベッドを鋼鉄製フレームで囲ったもので、東京都をはじめとする多くの自治体でも助成金の対象に選ばれている。形状が異なるAタイプとBタイプの2種類あり、価格はそれぞれ340,000円と380,000円。耐荷重は25tと16tとなっている。いずれも設置工事は2~3人の作業員で半日程度。

 防災シェルターは簡易室内組立式のもので、クローゼットなどを防災シェルター化することができる。木造住宅だけでなく事務所などにも設置が可能。大きさと高さの違いで3種類ありいずれも耐荷重は25t、価格は185,000円から270,000円。

 そしてタスカルテーブルは床に穴を開けて直接地面に強固な足を立てることで強度を向上させたもので、テーブル下に安全な空間を確保する。価格は450,000円。

 大がかりな耐震補強工事に踏み切れないような古い住宅や、高齢者世帯などを想定した製品となっている。

 また、同社では販売強化に伴い、販売店の募集も行っているとのこと。

《防犯システム取材班/小池明》

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