まず、プレス資料で明かされた孫正義氏との「時間軸のズレ」だが、アローラ氏は、孫正義氏が向こう5~10年間にわたって現在の地位に残ることを尊重するとコメント。ソフトバンクでは多くのことを学んだが、自身にとっては再び動き出すタイミングであったとしている。
一部でソフトバンクの顧問として残るのではないかとされたが、これについては、否定しながらも、インドに向けた投資事業については1年間サポートする方針を明かしている。このほか、すでに保有していたソフトバンクの株は売却済みであることや、今後の身の振り方について、時間をかけて考えたいとしている。
アローラ氏は、7,300万ドルという高額な年俸を受け取っているにも関わらず、それに見合った働きができていないのではないかと、一部株主から指摘を受けていたが、ソフトバンクはアローラ氏の功績を認める声明を出したばかりだった。