VRでバーチャル始球式! 横浜DeNAベイスターズがサムスンとコラボ
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■VRを活用したバーチャル始球式とは?
バーチャル始球式は、実際の投球前にGear VRを装着し、ベイスターズの石田健太投手、井納翔一投手のレクチャーを仮想空間で受けられるというものだ。Gear VRを装着すると、マウンド上の仮想空間映像に両選手が現れ、ボールの握り方、プレートの立ち方などを見本をみせながら手ほどきしてくれる。ピッチャーは、その後、実際のマウンドで始球式を披露するというものだ。
選ばれたファンがマウンドに登場すると、Gear VRが手渡され、装着すると石田・井納両投手によるレクチャーがスタート。VRなのでスタンドの観客からはピッチャーがひとりたたずんでいるように見えるが、本人にはすぐ脇に石田投手、井納投手がいて語りかけている。
この映像は、スタンドの大型ビジョンにも映しだされるので、観客は、ピッチャーにはどんな映像が見えているのかが確認できる。ピッチャーが頭を動かせば、映像の視点も移動する。このとき、スタンドには、やはり事前のイベント募集で選ばれた60名にも、それぞれGear VRが手渡され、スタンドから同じVR映像を、各自の視点で楽しんでいた。
多数の応募者の中から選ばれたファンの男性は、高校野球経験者で、初めての始球式でもみごとなピッチングを披露。始球式終了後、話を聞くと「リアルな映像に驚きました。始球式もVRも始めてで緊張しましたが、おかげで本番は少し落ち着いて投げられたと思います」と感想を述べていた。また「映像で直接教えてもらっているイメージで、自分が野球をやっているときにこういうのがあれば、いい練習になったと思います」と、経験者らしい視点で話してくれた。
横浜DeNAベイスターズは、ファンに新しい球場体験を提供すべく、「360ベイスターズ」というサービスを展開中。選手のピッチング練習、バッティング練習などの動画を球場やブルペンからの視点による360度映像を、専用サイトや横浜スタジアムに設置された体験ブースで楽しめるというものだ。
この日は、バーチャル始球式と合わせて、球場コンコースではスタンプラリーやGalaxyを利用した「S7 edge 金魚すくい」などのイベントも行われた。金魚すくいは、防水のS7 edgeを水槽に入れると画面に金魚が現れて、タイミングよく「ポイ」の真ん中で水槽から出すと金魚がすくえるというアトラクションで、家族連れやカップルなどが行列を作って楽しんでいた。
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