不調のiPhone、巻き返しは? Apple「第3四半期決算」が7月26日に開催へ | RBB TODAY

不調のiPhone、巻き返しは? Apple「第3四半期決算」が7月26日に開催へ

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Appleのティム・クックCEO (C)Getty Images
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 Appleは、第3四半期(4月~6月)の決算発表を現地時間7月26日に行うと案内している。第2四半期(1月~3月)の決算発表では、主力製品である「iPhone」の販売不調が響き、四半期の売上高でみれば13年ぶりに対前年マイナスとなった同社。今回注目すべきは、3月末に発売された「iPhone SE」と現行旗艦モデルである「iPhone 6s / 6s Plus」の販売状況だ。

 第2四半期の決算発表においても、好調なスタートを切ったことが報告された「iPhone SE」は販売開始以降、品薄状態が続き、6月になってようやく在庫に余裕がではじめた。旗艦モデルでも、ここまでの品薄状態が継続することは珍しく、グローバルでどれほどの反響があったのか気になるところだ。

 ただ、「iPhone SE」はあくまで、その場しのぎのモデル。発売当初、使用されている部品の多くは、これまでのモデルの余剰部品であるとの見方が強かった(その後、反響の大きさから、専用の部品を製造したとの情報もある)。旗艦モデルほどの製造量はなく、いくら好調であったとしても、2015年に発売された「iPhone 6s/6s Plus」の不調を完全に補うことはできない。Appleとしては、なんとしても「iPhone 6s/6s Plus」を売りたいところだろう。

 前回の決算発表では、投資家からの信頼を大きく落としただけに、今四半期のAppleの決算発表は、これまで以上の注目を集める。

《KT》

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