「Windows 10」アップグレード論争は収束か? Microsoft、通知画面を改善へ
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■グローバルで物議を醸した「Windows 10」アップグレード論争
ここまで、ソフトウェアのアップグレード問題が、グローバルで議論されたことはあっただろうか。
Microsoftの次期基本ソフト「Windows 10」は、今年7月29日で無償アップグレード期間が終了するが、いまだアップグレードを拒否するユーザーは多数存在している。特に法人ユーザーは、業務で使用しているさまざまなソフトのサポート問題もあるので、なおさらだろう。国内外のいたるところで、「Windows 10」のアップグレードウインドウが意図せず出現し、最近ではもはや、笑い話として扱われつつある。
そもそも、「今すぐアップグレード」と「ダウンロードを開始し、後でアップグレード」の二択しか存在しないというのはいかがなものか。ウインドウを閉じるボタンを押すと、ウインドウを閉じるどころかアップグレード寸前まで進んでしまうというのは、一種の“騙し”ともとれた。公式のアップグレード回避方法もあるが、極めて煩雑だ。
■消費者庁が注意喚起し、話題に
最近では、こうした問題を重く見た消費者庁が、ユーザーに対してアップグレードに関する注意を記載したマニュアルを公開し、話題となった。
《KT》
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