広告利用者に大きな影響も?Facebook、家族や友人の投稿を優先表示へ
IT・デジタル
スマートフォン
注目記事

同社では、これまでも何度かアルゴリズムの変更を行った実績がある。最近では、2015年4月にも同様の変更を実施していたが、これを不十分とするユーザーもおり、同社ではさらなるアルゴリズムの変更を行う方針を示した格好だ。
今回のアルゴリズム変更では、友人や家族が「いいね!」や「シェア」をした投稿は、これまでよりもさらに露出度が高まるかもしれないが、それ以外の場合は、リーチやトラフィックが減少する可能性があることを、同社は公式ブログ上で明らかにしている。これらは広告(「ページ」)運用者としては非常に悩ましい点であり、今後の対応に困る部分であろう。
ここまで頻繁にアルゴリズムの変更を実施していれば、サービス利用者としては、同社がニュースフィードに対して一体どのような考えを持っているのか深く知りたいところだが、こうしたニーズに応えるように、「News Feed FYI」というWebページが公開されている。
そこでは、一体誰がその投稿をしたのか、そしてユーザー自身と投稿との関連性、そしてコンテンツの種類の3つがニュースフィードの表示順に重要な要素であると書かれているが、今回の発表は、このうち「一体誰がその投稿をしたのか」という点に、さらに重きが置かれるという内容になっている(これらは、「News Feed Values」という新設のWebページでも明らかにされている)。
Facebookは、ユーザーにとって、より関連性の高い投稿を表示させていきたい意向を示しているが、今回の変更はどのように評価されるのだろうか。具体的なアルゴリズムの変更日については明示されていないが、これまで行われてきた各種サービス変更の歴史を見れば、今後グローバルで徐々に、適用されていくものと思われる。
《KT》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
Facebookの“自殺・自傷防止ツール”、日本でも利用可能に
IT・デジタル -
【週刊!まとめ読み】LINE、ついに上場へ/Instagram表示変更
IT・デジタル -
Facebook「360写真」がスタート! 全方位写真を簡単にシェア
IT・デジタル -
Twitter、回転するプロモツイート「カルーセル」を開始
IT・デジタル -
Instagram、「投稿順」から「興味・関心度が高い順」に変更
IT・デジタル -
“SNSに広告”は当たり前、「印象悪くならない」「広告もシェア」
IT・デジタル -
Instagram、アプリ利用者数が1,000万人を突破……高年齢層にも浸透はじまる
IT・デジタル -
Facebook、Instagramでも「ダイナミック広告」を展開へ
IT・デジタル -
2016年1Q決算で読み解くFacebook、カギは「動画」と「モバイル」
IT・デジタル -
Facebookで、ライブ動画を通じたグループコミュニケーションが可能に
IT・デジタル