「Yahoo!天気・災害」で大涌谷のライブ映像を配信開始
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
ライブカメラは、箱根山の大涌谷付近の火口から2.2kmにある東京電力PG所有の送電用鉄塔に設置されており、いち早い情報を入手と同時に迅速な避難に繋げることを目的としている。
2014年9月に御嶽山が噴火し、多くの犠牲者が出たのは記憶に新しいところ。観光地である箱根では、火山噴火に伴う噴石の飛来や火砕流の発生をいち早く察知することは、人的な被害を出さないためにも極めて重要な意味を持つ。
なお、2015年6月に噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げられた箱根山は、同年11月には噴火警戒レベルは1(平常)に引き下げられている。
しかしながら、箱根山にある大涌谷周辺の想定火口域では、緩やかな低下傾向はみられるものの噴気活動が活発なところがあると気象庁は発表している。
今回の実証実験は、箱根山が噴火した際に箱根山周辺の住民や観光客などにいち早く正確な情報を届け、避難を促すことを目的とし、噴火した際には「Yahoo! JAPAN」トップページや「Yahoo!ニュース」などでも情報を配信し、広く避難を呼びかけていく。終了時期は特に定められていない。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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