【文具・紙製品展】文具の居場所を広げる……デジタル時代でも支持される“付箋”
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会場を歩いていると、デジタルツールが重視されるなかでアナログな「付箋」を展示・販売する企業が多いことに驚かされる。それら企業のひとつであるカンミ堂のブースにも、ユニークでカラフルな付箋が並んでいた。
ブースの奥にズラリと並んだ細かい付箋。単に端が糊付けされているだけではなく、付箋の収納ケース自体を貼りつけておける点がユニーク。「ココフセンシリーズ」という同商品はは持ち運びや取り出しやすさを考え、よく使う手帳に貼りつけておいたり、パソコンのフレームに貼りつけておくなど好きなところに常備しておくことができる。またスタンドタイプにした「SUTTO(スット)」 は机に立てかけておくことができるもの。「PENtONE(ペントネ)」はペンサイズのケースに付箋を内蔵することで、ペン感覚で持ち運びできるようにした。代表取締役の末永卓氏は「付箋の居場所を考えている」と話す。単なるメモではなく、一歩踏み込んで付箋が利用されるシーンを広げる、場所を広げるというメッセージが製品から感じられる。
利用者の8割は女性。オフィスユースではあるが、仕事の気分を盛り上げる、自分の手帳を楽しくする…などパーソナル文具として人気があるという。
《RBB TODAY》
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