Facebook、自社データセンター内でスマホ2,000台をテストしていた!
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データセンターに設置された巨大なラックの内部には、32台のスマートフォンが並べられている。全部で60本あるラックの内部には、2,000台ものスマートフォンがセッティングされていることになる。将来的には、ラック1本につき、64台のスマートフォンをセットする計画があるというが、現在はWi-Fiネットワークの問題もあり、32台が限界なのだそうだ。
セットされたスマートフォン上では、バージョンごとのアプリの性能や、デバイスのバッテリー消費に与える影響がテストされている。特に、バッテリー消費問題に関して言えば、同社はここ最近苦しんできた。2015年にバッテリーの異常消費問題が顕在化すると(それ以前も指摘はされていたが)、問題は今年に入ってからも継続し、一部では“Facebookアプリを削除すれば20%も電池持ちが良くなる”などとして話題となっていたことは記憶に新しい。同テスト環境構築の背景には、こうした問題の解決や、ユーザーからの信頼を取り戻したいという狙いもあるのだろう。各ラック内には無線アクセスポイントとカメラが設置されており、各スマートフォンにおけるテスト結果がすべて監視・記録できるようになっている。
それぞれ、デバイスをどのように操作してテストしているのかが気になるところだが、たとえばiPhoneをテストするために、1本のラックには8台ものMac miniが設置されているそうだ(※Androidデバイス向けにはOCP Leopard serversを準備。Androidデバイスを8台接続)。これらMac miniが各4台のiPhoneに接続し、各デバイスの操作を行っている。
Facebookにはすでにグローバルで16億人ものユーザーが存在するが、今後は途上国でのモバイル環境の整備により、さらなるユーザー数の拡大も予想される。そうした状況にあって、全ユーザーがより快適に利用できるよう、モバイルアプリ環境の強化に努めている。
《KT》
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