ソフトバンク、3.3兆円でARM買収! 孫社長「次の大きなパラダイム・シフトはIoT」
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また、モノが次々とインターネットにつながっていくなかで、セキュリティは懸念事項の1つ。多くのユーザーが、スマートフォンなどに搭載された基本ソフトはアップデートを行うが、Wi-Fiルーターやプリンター、コピー機のアップデートを行うのは少数派だ。悪意のある人物が、ハッキングをしようと企てた場合、(IoT分野の成長を考えれば)今後すべての「モノ」がセキュリティリスクの対象となる。ARMはトラストゾーンと呼ばれる技術を保有しており、今後セキュリティ分野において、これがキーコンテンツとなることが予想される。
■どうして英市場が不透明な今、買収に至ったのか
EU離脱などで揺れている英国。どうして英企業であるARMをこのタイミングで買収することに決めたのだろうか。その理由について、孫社長は、(そうした不安を超えた)大きなパラダイムシフトが起きると感じたからであると説明した。
孫社長は、「投資については、常にパラダイムシフトが起こる直前のタイミングを狙っている。今回の買収についても同じで、今後間違いなく、自動車や家電分野などにおいて、IoT分野が注目されていく。モバイルの次の大きなパラダイム・シフトはIoTになる」と話している。
また、米スプリントの回復に自信を得たことも大きな決断の理由となったようだ。しばしば、同社の買収については批判的な見方がされるが、孫社長は、すでに同社の回復に自信を持っているとしている。ARM買収案件はソフトバンクの投資において、過去最大の投資となるが、スプリントの回復に自信を持てなければ、あり得なかったと説明した。
■ARMとの未来
孫社長はARMとの未来について、同社の自立性を維持したまま、エンジニアに投資を続け、5年間で従業員を倍増し、IoT分野におけるパラダイムシフトを牽引していきたいと述べた。
《KT》
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