狙いは?ハイボールも対応? 吉野家、“ボトルキープ”できるスマホアプリ提供
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吉野家は20日、ビールや焼酎をボトルキープできる新サービス「デジタルボトルキープ」を開始した。スマートフォン向け「吉野家アプリ」を入れることで利用可能になる。同日都内で行われた記者説明会では、吉野家 代表取締役社長の河村泰貴氏にたくさんの質問が寄せられた。
--- サービスの狙いは?
ベースには、楽しく飲んでもらいたい、という想いがある。例えば“ボトルをキープしているお店に連れて行く”と言われた後に“吉野家にボトルを入れている”と聞けば、誰しも“え?”と思う。ちょっと面白い。そんなところから始めた。ご利用者の方に楽しんでいただければ。
--- 飲めるようになれば、お客さんの滞在時間も増える。店としては、回転数が上がった方が良いのでは?
お酒目当てのお客様もウェルカムです。吉呑みは、夕方以降にやっている。どうぞ、ごゆっくり飲んでいただければ。
--- 吉野家アプリ上でのカード決済にも対応する?
現在は、実店舗での現金決済のみとなる。(スマホに表示されたQRコードを店舗の従業員に見せ、レジで精算する仕組み)
--- アプリを導入することで客層は変わる?
いまのところ客層が変わるところまでは想定していない。期待しているのは、吉野家の利用頻度が上がってくれること。現在吉野家をご利用いただいているお客様に“面白い”、と感じていただければ。ボトルを入れていただければ、飲み干すまで来ていただける。スマートフォンの普及が進んでいるので、若い方のみならず、幅広い年齢層の方にご利用いただけると思っている。
--- 吉野家のメリットは?
アプリをダウンロードしてくださる方は、当社のファンでいてくださる方。面白くないアプリなら、すぐに削除されてしまう。皆様のスマートフォンの画面に、吉野家の“吉”の字のアイコンを残していただけるよう、アプリの開発にも力を入れていきたい。
--- どのくらいのアプリダウンロード数を見込んでいる?
新商品なら目標販売数を決めるが、アプリのダウンロード数なので、まだ目標とする数字は定めていない。
--- ボトルキープで、1杯の半分の量だけ飲むといった利用もできる?
今のところは対応していない。
--- ハイボール、梅酒などのメニューがデジタルボトルキープに対応する予定は?
サービス開始当初は、注文数が多い焼酎と生ビールを対象にした。今後、ご要望があれば検討していきたい。
--- 今後、さらにアプリを充実させていく?
具体的には申し上げられないが、新たなコンテンツの追加を考えている。今回、吉野家アプリを初めてローンチさせていただいた。その中の目玉の機能として、“デジタルボトルキープ”と“歩く割”を用意した。
--- 会員登録が必要?スマホを機種変更したらどうなる?
会員登録していただき、ログインしてお使いいただくので、機種変更してもデータが引き継がれる。
--- 2015年には実店舗でテスト導入したとのこと。お客さんの反響はどうだった?
実店舗では主にシステムを検証した。ただ利用数は、それほど大きな数字ではない。今年4月の時点で100店舗において152件の利用があった。吉野家としても初めてのサービスだったので、お客様にご迷惑をおかけしないか、そういった検証に時間を割いた。
--- サービスの狙いは?
ベースには、楽しく飲んでもらいたい、という想いがある。例えば“ボトルをキープしているお店に連れて行く”と言われた後に“吉野家にボトルを入れている”と聞けば、誰しも“え?”と思う。ちょっと面白い。そんなところから始めた。ご利用者の方に楽しんでいただければ。
--- 飲めるようになれば、お客さんの滞在時間も増える。店としては、回転数が上がった方が良いのでは?
お酒目当てのお客様もウェルカムです。吉呑みは、夕方以降にやっている。どうぞ、ごゆっくり飲んでいただければ。
--- 吉野家アプリ上でのカード決済にも対応する?
現在は、実店舗での現金決済のみとなる。(スマホに表示されたQRコードを店舗の従業員に見せ、レジで精算する仕組み)
--- アプリを導入することで客層は変わる?
いまのところ客層が変わるところまでは想定していない。期待しているのは、吉野家の利用頻度が上がってくれること。現在吉野家をご利用いただいているお客様に“面白い”、と感じていただければ。ボトルを入れていただければ、飲み干すまで来ていただける。スマートフォンの普及が進んでいるので、若い方のみならず、幅広い年齢層の方にご利用いただけると思っている。
--- 吉野家のメリットは?
アプリをダウンロードしてくださる方は、当社のファンでいてくださる方。面白くないアプリなら、すぐに削除されてしまう。皆様のスマートフォンの画面に、吉野家の“吉”の字のアイコンを残していただけるよう、アプリの開発にも力を入れていきたい。
--- どのくらいのアプリダウンロード数を見込んでいる?
新商品なら目標販売数を決めるが、アプリのダウンロード数なので、まだ目標とする数字は定めていない。
--- ボトルキープで、1杯の半分の量だけ飲むといった利用もできる?
今のところは対応していない。
--- ハイボール、梅酒などのメニューがデジタルボトルキープに対応する予定は?
サービス開始当初は、注文数が多い焼酎と生ビールを対象にした。今後、ご要望があれば検討していきたい。
--- 今後、さらにアプリを充実させていく?
具体的には申し上げられないが、新たなコンテンツの追加を考えている。今回、吉野家アプリを初めてローンチさせていただいた。その中の目玉の機能として、“デジタルボトルキープ”と“歩く割”を用意した。
--- 会員登録が必要?スマホを機種変更したらどうなる?
会員登録していただき、ログインしてお使いいただくので、機種変更してもデータが引き継がれる。
--- 2015年には実店舗でテスト導入したとのこと。お客さんの反響はどうだった?
実店舗では主にシステムを検証した。ただ利用数は、それほど大きな数字ではない。今年4月の時点で100店舗において152件の利用があった。吉野家としても初めてのサービスだったので、お客様にご迷惑をおかけしないか、そういった検証に時間を割いた。
《近藤謙太郎》
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