金スマで大橋巨泉さん追悼 | RBB TODAY

金スマで大橋巨泉さん追悼

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 22日放送「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」では、82歳で亡くなった大橋巨泉さんへの追悼として、巨泉最後の司会者としての番組出演となった14年放送の「金スマクイズダービー」を振り返りつつ、巨泉と親交の深かった長山藍子や竹下景子とともに、司会者というジャンルを切り開いた「昭和の巨人」の死を悼んだ。

 伝説的お化け番組「11PM」で、タモリやたけしを育てたことでも知られる巨泉だが、毒舌でも名を馳せた。その根幹には「司会者にいらないのは好感度という言葉」という信念があったとかつて中居に語ったが、中居は「小さい評価を求めていないから、言葉に力があった」と巨泉の死を惜しんだ。

 また、巨泉が闘病中一夜限りの企画として実現した「金スマクイズダービー」の際 司会の巨泉のアシスタントをつとめたTBSアナウンサー安住紳一郎は「司会の最中にメモ書きを渡した時の受け取り方が、本番そのものだった。(巨泉が)思い出を語りに来たのではなくて、現役なんだ、とその瞬間感じて、ゾワっとした」と、巨泉が最後までカリスマ司会者であったことを語った。

 番組では、「金スマクイズダービー」のスタジオに入る前に巨泉が「うれしいなぁ」とつぶやいていた逸話も語られ、竹下が「直感力でテレビを切り開いて、みんなが好きなテレビを作ってくれてありがとうございました。ゆっくり休んで……ほしくないけど……」と声をつまらせる場面も。中居の「好かれよう好かれようとする中、言わなければならないときは言う心を持った方がいなくなって残念」という言葉で番組は締めくくられた。好感度が高いことで知られる中居。巨泉の言葉を胸に、司会者としてさらなる成長を見せてくれるだろうか。

《RBB TODAY》

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