120年を超える歌舞伎座の歴史で初!海外映画プレミアが開催
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ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリの成長や葛藤、動物たちとの絆を描いた本作。ニールが演じたモーグリ以外は全て、CGで描かれているということも大きな話題を呼んでおり、全世界ですでに9億ドルを超える大ヒットとなっている。
ジョン・ファヴロー監督は歴史ある歌舞伎座でのプレミア上映について「光栄であり名誉に思います」と語り「私が尊敬するフィルムメーカーであるジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラなどは、日本の映画を愛してきました。この映画もまた、黒澤明や宮崎駿といった日本の偉大な監督のイマジネーション、創造性に強く影響されていると言えます」と日本への思いを口にした。
幸四郎さんは、歌舞伎役者として監督らを迎える側として、このイベントに特別な感慨を感じているよう。「胸がいっぱいで、感激しています」と語り、さらに「本当に素晴らしい古いものは新しい」とウォルト・ディズニーのアニメから実写として甦った本作、そして歌舞伎座にも通じるメッセージを呼びかけた。
白いスーツで晴れの舞台に登壇したニールも歌舞伎座での舞台挨拶実施に「アメイジング!」と満面の笑み。撮影ではグリーンバックのスタジオで、ジャングルも動物もない中での演技を強いられたが「これまで演技の経験がなかったから『どうやって演じたらいいの?』ってところから始まったけど、隣にいる監督のジョンがすべてを教えてくれたんだ。おかげで、いまではまあまあ悪くない役者になれたんじゃないかな? って思ってるよ」と茶目っ気たっぷりに語り、観客のハートをわしづかみにしていた。
ニールは、一番のお気に入りのキャラクターとしてクマのバルーの名を挙げたが、これにはバルーの声を担当した西田さんは大喜びで「Thank you!」。西田さんは、1月の頸椎の亜脱臼、そして5月の胆のう摘出手術後、公の場に初めて姿を見せたが、今回の仕事について「1月末に頸椎を亜脱臼して入院生活を余儀なくされましたが、退院後のすぐの仕事がこの作品でした。英語版を見て刺激を受けましたし、ニールが演じたモーグリが一人で頑張っているのを見てモチベーションが上がりました。健康なときだったら、もっといろいろ見せてやろうと思ったかもしれませんが、ケガをしてる中で、素直にバルーの良さを感じて、演じられたと思います」と語り、ニールに「もうマブダチです!」とほほ笑みかけた。杖をついての登壇となったが、報道陣からのケガの経過についての問いかけにも「万全です」と笑顔でうなずいていた。
『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。
史上初!歌舞伎座で海外映画プレミアに松本幸四郎感慨! 復帰の西田敏行も笑顔
《text:cinemacafe.net》
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