溶接作業などの熱中症対策に!冷水循環式次世代クールウェア
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7月22日まで東京ビッグサイトで開催されていた「第2回 猛暑対策展」に出展していた鎌倉製作所は、2017年の夏発売に向けて開発を進めている冷水循環式次世代クールウェア「COOLEX-1」シーリーズ(CW-WABLA/CA-WBBLA)を参考出展した。
内部に冷水を循環させることで、作業者の体温上昇を抑制。効果的な冷却が期待される動脈が通る首元や上腕もカバーすることで、高い冷却効果が期待できるそうだ。
構成としては、ウェア、ミニチラー(水を循環させるための機材)、接続ホース、ACアダプターとなっていて、ホースの届く範囲内でしか行動ができないという制約はあるものの、ファン付き作業服よりも高い冷却効果が期待できる。
循環させる冷水に関しては、7度から20度まで温度調節が可能で、溶接や炉前作業、鍛造、鋳造作業など、35~50度にもなるような酷暑現場での利用を想定している。
防炎布地タイプ(CA-WBBLA)もラインナップされているので、溶接や炉前作業時にも安心して使うことができるだろう。
価格は50万円前後を予定しており、接続ホースは4mのものが使われている。サイズはフリーサイズで、S~2Lまで対応する。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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