認識速度が最大10倍に!人の状態を認識する組込型画像センシングコンポ
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「HVC-P2」は顔画像センシング技術「OKAO Vision」とカメラモジュールを一体化した画像センシングコンポで人の状態を検出することができる。具体的には、顔検出、人体検出、手検出、顔向き推定、視線推定、目つむり推定、年齢推定、性別推定、表情推定(真顔、喜び、驚き、怒り、悲しみ)、顔認証 の10種類のセンシングが可能だ。
2014年3月に発売を開始した従来機「HVC」に比べ、認識速度が最大10倍に向上。1秒間に4回の人体検出が可能となり、検出範囲内に入った人を見失うことなくトレースできる。
また、カメラ部とメイン基板部を分離し、フレキシブルフラットケーブル(FPC)で接続する構造なので、一体型の従来機では困難だった薄型ディスプレイの縁などにも取り付けが可能になった。
カメラヘッドは長距離検出タイプと広角検出タイプの2種類があり、例えば駅などに設置されたデジタルサイネージに対する注目度を測定する場合は長距離検出タイプを、自動販売機などでの最適な商品供給や新商品開発に活用する場合は広角検出タイプをというように、利用シーンや用途に合わせて選択できる。
他にも生産現場における人の安全確保や、エレベーター内での混雑状況の把握、介護施設での見守り対象者の検知など、人と機械が接する様々なシーンにおいて活用できる。
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《防犯システム取材班/鷹野弘》
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