Xperiaに「Z」が戻ってきた!ソニーが新型スマホ「Xperia XZ」発表……4.6インチ「Xperia X Compact」も登場【IFA 2016】
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
動画は4K撮影に対応。さらに手ぶれを少なく抑えるため、スマホでは世界初の試みとなる5軸手振れ補正機能を追加。セルフィー撮影時に発生しがちな細かい手ぶれもしっかりと抑える。なおフロントカメラは13MPのセンサーが内蔵された。暗所撮影にも強く、画角も広く写真に収められるのが特徴だ。
Xperia Xシリーズが追求する「ユーザーに寄り添うインテリジェントで、パーソナライズされた体験」を具現化するため、バッテリーを長持ちさせるQnovo社開発のエネルギーマネージメントのアルゴリズムを採用する。例えばユーザーの生活習慣を学習しながら、就寝時から起床時間の間に充電を行う場合、ベタで同じ容量を充電し続けてバッテリーパックをへたらせてしまわないよう、目覚めの時刻にバッテリーの充電が完了するよう、徐々にバッテリーパックの中の電源を満たしていく、賢い充電が可能だ。バッテリーがへたるまでの時期を、通常の2倍長持ちさせられるそうだ。バッテリーパックの容量はXperia XZが2,900mAh。USB端子が従来のmicro USBから本機からXperiaとして初めてUSB Type-Cに変更。クアルコムのクイックチャージ 3.0をサポートする急速充電対応だ。
便利なユーティリティアプリはキャッシュデーターの最適化・クリーニングツール「Smart Cleaner」をプリインストールしている。
■4.6インチスマホ「Xperia X Compact」
片手持ちで操作しやすいXperia Compactシリーズの流れをくむ4.6インチのスマホ。画面の解像度は720p/HD対応。位置づけとしては日本未発売の「Xperia Xのコンパクト版」であるが、本体のサイズ感やディスプレイの解像度などは従来のXperia Compactシリーズの設計思想を受け継いでいる。プロセッサーには64bit対応のクアルコムのSoC、Snapdragon 650を搭載。通信規格はLTE Cat.6対応。メインメモリーは3GB、ストレージは32GB。
メインカメラの撮影機能まわりはフラグシップモデルであるXperia XZと同じく、トリプルイメージセンシング技術を採用したことによるフォーカス性能の向上がメイントピック。BIONZエンジンやGレンズは本機にも搭載されている。バッテリーパックの容量は2,700mAh。ちょうどXperia X Compactと同サイズだ。Qnovoのバッテリーマネージメントによる長寿命設計を採用。同機もUSB Type-Cを乗せている。なおXperia XZは本体を防水・防塵仕様だが、Xperia X Compactではそれぞれが非対応になる。日本のキャリアから取り扱いがあるのか、コンパクトサイズのスマホを支持するユーザーには気がかりになるだろう。
《山本 敦》
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