建設現場の警備・防犯システムに「BIGLOBE SIM」が採用
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
「タイガード」は屋外の建築現場などに設置する盗難対策用の可搬型IoT防犯システムで、国土交通省の新技術情報提供システムNETISにも認定されている。
赤外線照射付カメラで夜間でも現場を録画し、センサーが異常を感知すると回転灯やサイレンの動作に加えて、設定された登録者にメールを配信、リアルタイムで遠隔監視を行うことができるようになっている。
これまで高速モバイル通信サービスは、利便性が高い反面で、従来は利用者が個別にモバイル回線と固定回線を契約する必要があったため、導入を阻害する要因となっていた。
トラスト社は2015年から「BIGLOBE SIM」を装着したタイガードを展開しており、ユーザーが個別の回線契約をする必要がない。これまでに50か所の施設で採用されており、少し前だと国立競技場の解体現場などでも使われているそうだ。
両社は今後、共同でビニールハウスやメガソーラ施設、物流倉庫などに利用領域を拡大していく。
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《防犯システム取材班/小池明》
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