“ゆるやかな見守り”を提案、パナソニック「おはなしカメラ」の実機デモをレポート! | RBB TODAY

“ゆるやかな見守り”を提案、パナソニック「おはなしカメラ」の実機デモをレポート!

IT・デジタル セキュリティ
ボタンを押して「おはなしカメラ(KX-HC500-W)」に向かって話しかければ、スマホに向けて映像と音声を送ることができる(撮影:防犯システム取材班)
ボタンを押して「おはなしカメラ(KX-HC500-W)」に向かって話しかければ、スマホに向けて映像と音声を送ることができる(撮影:防犯システム取材班) 全 10 枚
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 パナソニックが、9月27日に開催した新製品発表会にてお披露目した一般家庭向けの「スマ@ホームシステム」の新製品「おはなしカメラ(KX-HC500-W)」。

 従来、家庭に設置するカメラといえば、防犯や監視を目的としたいわゆる「ホームセキュリティ」的な製品が多かったが、同製品のコンセプトは、「ホームセーフティ」となっており、防犯や監視的な使い方もできるが、どちらかといえばもう少しゆるやかな「見守り」的な使い方を提案している。

 同社では、2015年10月に「ホームユニット」「屋内カメラ」「屋外カメラ」「開閉センサー」「人感センサー」の5製品を発売しており、今回発表されたのはその第二弾となる。

 新たにラインナップとして加わったのは、「おはなしカメラ(KX-HC500-W)」「屋外バッテリーカメラ(KX-HC300S-H)」「LEDセンサーライト(KX-HA100S-H)」「お知らせチャイム(KX-HA200-W)」の4製品。新製品発表会後には、内覧会も開催され、「おはなしカメラ(KX-HC500-W)」の実機デモも見ることができたので紹介していこう。

●コミュニケーションができるカメラ

 「おはなしカメラ」とは、双方向通話が可能な家庭への設置を想定したネットワークカメラ。スマートフォンを3件まで登録でき、ワンタッチでカメラ側からスマートフォンを呼び出し、通話を行うことができる。




 そのため外出先から留守番中の子どもに話しかける、子どもの側から母親に連絡を取るといった使い方に加え、離れて暮らす高齢の親世帯をプライバシーに配慮しつつ見守るなど、各家庭の状況に応じて柔軟に対応することができる。

 また「家庭の見守り」をコンセプトにしているので、プライバシーにも配慮。レンズを隠すプライバシーシャッターとマイクミュート機能を搭載しており、状況に応じて音声のみ、映像のみで見守るといった使い方が可能だ。





 ちなみに通話ができるメリットとしては、携帯電話を持たせるにはまだ早い年齢の子どもがいる家庭、携帯電話を持たない親世帯と気軽なコミュニケーションができることが挙げられる。

 そして「おはなしカメラ」は、冒頭で少し触れた「スマ@ホームシステム」を構成する機器の1つという位置づけとなり、同時発表された「充電式EVOLTAハイエンドモデル」を使用した場合、最大約6ヶ月稼働できる「屋外バッテリーカメラ」や人感センサーで点灯する「LEDセンサーライト」、センサー反応を光と音で知らせる「お知らせチャイム」と連携させた運用が可能だ。



 「スマ@ホーム システム」は手頃な価格で簡単に導入できるホームセキュリティとしての機能に加え、家族間のコミュニケーションを増やすツールとしての役割も期待できるシステムとなっており、今後の動向が注目される。

 なお、「おはなしカメラ(KX-HC500-W)」の価格はオープンだが、新製品発表会で発表された市場想定価格は2万円前後とのこと。




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《防犯システム取材班/鷹野弘》

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