●不審な動きを検知するセンシング技術
センシング技術のセキュリティ分野への応用としては、山梨大学や東京電機大学の研究内容、特許技術が展示されていた。
まず、山梨大学の「映像内活動可視化装置、方式及びプログラム」は、対象者の時間ごとの活動度を可視化して、犯罪の未然防止を行うものとなっている。
もともとは大学内の講義で学生の受講態度をモニタリングしていたもので、講義に集中せずに睡眠するなどの行動を、時間軸で個体別に変化点を可視化している。人や物の動きを監視して不審な動きを早期に発見することで犯罪の予防に繋げることも可能な技術となっている。
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