固定カメラ+ウェアラブルカメラの一元管理を実現する映像監視システム
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
「ArgosView 」は最大40,000台のネットワークカメラを管理することができる映像監視ソフトウェアパッケージで、東京都の道路防災映像監視システムをはじめ、多くの自治体や企業に導入されている。
今回のオプション対応により、ウェアラブルカメラでとらえた映像を監視カメラシステムに組み込んでセンターから共有できるようになる。具体的な使い方としては、既存の監視カメラではカバーしきれなかった死角部分を、警備員などに装着させたウェアラブルカメラで補完し、監視カメラ+ウェアラブルカメラの映像を一括で管理するといったものが挙げられる。
細かな機能を見ていくと、ネットワークカメラと同様、ウェアラブルカメラの映像を複数拠点で共有する「複数共有機能」をはじめ、映像表示画面のカメラ映像切替などに影響されない「並行録画機能」、ウェアラブルカメラに向けてセンターからの指示を行う「双方向会話機能」などがある。
基本システムとウェアラブルカメラ連携オプションでの価格は1システム300万円から。対応カメラは2017年2月発売予定のパナソニック製ウェアラブルカメラ「AG-WN5K ArgosView対応版」となる。同社によると、2020年度までに50システムの導入を目標としている。
なお、システムの対応は2017年2月となるが、19日から東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2016」で、ウェアラブルカメラ連携の先行展示を予定している。
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《防犯システム取材班/小池明》
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