音声認識で来客対応!安価で小型の受付ロボット
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
そてから時代も進み、近年ではPepperなどの登場により、受付業務を行うロボットも一般的になりつつある。
そんな昨今のロボット事情の中、10月21日まで東京ビッグサイトで開催されていた「Japan Robot Week2016」では、企業のエントランスに設置する安価な受付ロボットをピーシーキッドが出展していたので紹介していこう。
同社の受付ロボット「PK-II」は、企業のエントランスに設置し、来客時には音声認識から適切な案内をこなしつつ、来客の撮影などを同時に行う機能を備えている。
「PK-II」自体は事前に入力されたテキストを読み上げて対応する形となり、部署名などを音声認識するとIP電話で該当部署を呼び出す。
内蔵したカメラとマイクは、インターホン的な使い方もでき、来客の画像を自動でストレージに保管することも可能だ。搭載しているカメラは「防犯補助機能」と位置付けられており、24時間連続して侵入者を検知するという性質ではないが、企業の受付に近づく人物をセンサーで自動検知して、タイムスタンプとともにネットワーク上に保管するといった運用方法ができる。
カメラは頭部に設置されており、メッセージの内容などに合わせて腕などが可動する。スピーカーやセンサー類は本体下部に収納されており、接続は有線LANケーブルで行われる。
一見するとアニメに登場するスーパーロボットを思い起こさせる外観デザインは、この製品の独自仕様というわけではなく、スイッチサイエンスの「Rapiro」を使用したものとなっている。
同社は企業向けにレンタル形式での展開を開始しており、保守も含めた利用料金は初期導入費10万円、月額3万円程度となっている。
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《防犯システム取材班/小池明》
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