「TAIRA」は左右二つの車輪で本体を挟み込むようなフォルムが特徴の自動走行ロボット。敷地の巡回・監視や不審者の追跡、あるいは陸上競技でランナーに並走するカメラロボットといった用途を想定したコンセプトモデルで、現在研究・開発が進められている。
二つの車輪の回転数や回転方向を制御することで、その場で旋回したり素早い方向転換が可能。本体部分は胴体と頭部に分かれており、頭部カメラを回転させることで対象人物に追尾しながら撮影を行うことができる。
動体に内蔵された重心移動機構により、時速20~30kmの高速走行でも車体の水平を維持することが可能。また低重心構造により無電源時でも安全に自立することができる。
ブースでは実際に「TAIRA」が歩く人を追尾する様子をデモ展示として公開しており、車体の水平を保ちつつ正確に追尾する動きが来場者の注目を集めていた。
【自立型平行二輪ロボット「TAIRA」の人物追尾デモ】
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