虹彩&顔認証を組み合わせたハイブリッド認証システム
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
他人受入率が1億分の1以下と言われる高精度な両眼虹彩認証と、利便性に優れた顔認証を統合。「虹彩のみ」「虹彩+顔」「顔認証+パスワード」などの組み合わせが自由に設定でき、セキュリテイレベルに応じた運用が可能になる。またどちらか片眼での認証も設定可能で、この場合なら他人受理率は120万分の1以下となる。
ユーザーの顔と眼を自動的に捕捉(オートチルト)するカメラにより、最大50cmまでの身長差をカバー。さらにユーザーが正しい範囲内に入るとガイドボックスの両側がグリーンに変わるなど、認証時の正しい位置はディスプレイのカラーと音声で分かり易くガイドされるので、誰でも簡単に利用することができる。
両眼虹彩認証での平均認証時間は1秒以下。本体内のメインボードに虹彩及び顔認証アルゴリズムとデーターベースを搭載し、スタンドアローンの運用でも1:1認証または1:N認識モードで最大10,000ユーザーのデータ保存が可能。管理ソフト「CMIDマネージャー」を用いたネットワーク運用なら登録可能ユーザー数は無制限となる。
値段等は公開されていないが、クリテックジャパンによれば、従来の虹彩認証で課題であった「高コスト」「使い方が難しい」「装置が大きい」の3点を解決したシステムとのこと。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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